セラミック膜エレメント用白色溶融アルミナ粉末

セラミック膜エレメント用の白色溶融アルミナ粉末
高性能研磨材および充填材である白色溶融アルミナ (WFA) 粉末は、水処理、食品加工、医薬品精製における工業用ろ過および分離に不可欠な、高品質のセラミック膜エレメントの製造に不可欠なコンポーネントとなっています。

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セラミック膜エレメント用白色溶融アルミナ粉末

高性能研磨材および充填材である白色溶融アルミナ(WFA)パウダーは、水処理、食品加工、医薬品精製における工業用ろ過および分離に不可欠な高品質セラミック膜エレメントの製造において重要なコンポーネントとなっています
高品質のアルミナを高温溶解(2000℃以上)、冷却、粉砕、精密粉砕を経て製造されるWFAパウダーは、モース硬度9 (ダイヤモンドに次ぐ硬度)、優れた化学的安定性、均一な粒度分布(0.1μm~5μm)といった卓越した特性を誇ります。これらの特性により、セラミックメンブレン製造における2つの重要な工程において不可欠な存在となっています
膜基材の形成において、WFAパウダーはコア骨材または充填材として機能し、アルミナやジルコニアなどの基材と混合されます。均一な粒子径により基材の細孔構造が最適化され、細孔分布が調整されるため、透水性と機械的強度の両方が向上します。試験では、WFAパウダー(1~5μmグレード)を10~20%添加することで、基材の圧縮強度が30%以上向上し、細孔の目詰まりを防ぎ、長期的なろ過効率を確保することが示されています

物理的特性

比重 3.96 g/ cm3
モース硬度   9.0
結晶形  α-Al 2 O 3
融点 2250℃

典型的な化学分析 [%]

アルミニウム Fe 2 O 3 SiO2 FeO 酸化マグネシウム 高い 二酸化チタン ナトリウム2O K 2 O
99.2~99.6 0.03~0.10 ≤0.02 / ≤0.01 ≤0.01 / 0.20~0.30 ≤0.02 < 0.09

粒度分布

第1章(JIS規格)

サイズ D O(1) D 3(えーと) D 50(1個) D 94(うーん)
#240 ≤127 ≤103 57.0±3.0 40歳以上
#280 ≤112 ≤87 48.0±3.0 ≥33
#320 ≤98 ≤74 40.0±2.5 ≥27
#360 ≤86 ≤66 35.0±2.0 ≥23
#400 ≤75 ≤58 30.0±2.0 ≥20
#500 ≤63 ≤50 25.0±2.0 16歳以上
#600 ≤53 ≤41 20.0±1.5 13歳以上
#700 ≤45 ≤37 17.0±1.5 ≥11
#800 ≤38 ≤31 14.0±1.0 ≥9.0
#1000 ≤32 ≤27 11.5±1.0 ≥7.0
#1200 ≤27 ≤23 9.5±0.8 ≥5.5
#1500 ≤23 ≤20 8.0±0.6 ≥4.5
2000年 19歳以下 ≤17 6.7±0.6 ≥4.0
#2500 ≤16 ≤14 5.5±0.5 ≥3.0
#3000 ≤13 ≤11 4.0±0.5 ≥2.0
#4000 ≤11 ≤8.0 3.0±0.4 ≥1.8
#6000 ≤8.0 ≤5.0 2.0±0.4 ≥0.8
#8000 ≤6.0 ≤3.5 1.2±0.3 ≥0.6

第2章(FEPA基準)

サイズ D 3(えーと) D 50(1個)  D 94(うーん)
F230 <82 53.0±3.0 34歳未満
F240 70未満 44.5±2.0 28歳以上
F280 <59 36.5±1.5 22歳以上
F320 <49 29.2±1.5 >16.5
F360 40未満 22.8±1.5 12歳以上
F400 <32 17.3±1.0 >8
F500 25歳未満 12.8±1.0 >5
F600 19歳未満 9.3±1.0 >3
F800 14歳未満 6.5±1.0 >2
F1000 <10 4.5±0.8 >1
F1200 <7 3.0±0.5 >1(80%)
F1500 <5 2.0±0.4 >0.8(80%時)
F2000 <3.5 1.2±0.3 >0.5(80%時)

主な用途

-結合研磨材とコーティング研磨材

-ガラスにマット仕上げを施す

-ウェットブラストおよびドライブラストメディア、研削および研磨など

-床/壁ラミネート、耐摩耗性

– 溶射/プラズマ溶射、非常に硬い部品の加工

-触媒キャリア

-セラミックおよびタイル、セラミックフィルタープレート、セラミック膜など

– 研削ホイール、カップホイール、砥石、研磨パッドなど

-ブラスト洗浄、表面仕上げ、バリ取り、金属表面の粗化

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